クロスノベルズの中原一也
さんの「罪に濡れる夜に
」です。イラストは片岡ケイコ
さんです。
【 あらすじ 】
『神よ、どうかお赦しください……』
神学校を卒業し、司祭として郷里に派遣された十夜は、幼馴染みで親友だった大地と再会する。旧交をあたため、穏やかな友情をかみしめる十夜だったが、気安さから出た振るまいを誤解され、憤った大地に半ば無理矢理に抱かれてしまう。手のひらを返したように強引になる大地と、司祭としての自分に板挟みになる苦しみから、一度は別れを選ぶ十夜だったが…。
■中原一也「罪に濡れる夜に」詳細[↓]
■関連サイト
中原一也ホームページ 「愚者」
http://www.kazuya-n.com/
http://www.kiss.ac/~ignudi/
【 感想 】
建築業?×司祭です。
「親友だったのに!」系です(*´∇`*)
なんと教会ものという、私にとっては未知の世界でした。
神学校を卒業した十夜は、司祭のサポートをするために地元の馴染み深い教会へ派遣された。
その地で幼なじみで親友の大地と再会を果たす。
あまり会話する時間が取れない二人は、告解室という、神に罪を告白し赦しをこう部屋で旧交を深めていた。
教会に通う地元の女性で、大地に気がある女性を老神父に頼まれて紹介するが、その行為が逆に大地の怒りをかい、無理矢理抱かれてしまう。
そして親友だと思っていた大地に告白される。
「お前が好きなんだ」と……。
神に仕える以上、婚姻も同性愛も禁止されている身で十夜は自分の罪に苦しみ悩むが……というお話です。
私は無宗教のせいか、教会のことは一切知らなかったので、かなり興味深く読みました。
私の友人はキリスト教だったりするんですが…カトリックとプロテスタントのどっちなんだろう…?
このお話は、カトリックの司祭様のようです。
若い司祭様なのですが、周囲の人々に人気も人望もあり、色仕掛け?で布教活動をするという、ちょっと変わってますが、私のような無宗教な人間にはとっつきやすいんじゃないかなと思います。
そのせいか、背徳なかんじはあまりなかったような気がします。
攻めの大地も信者なのですが、両親が信者だったということもあり、生まれたときには洗礼をうけているため、熱心な信者ではありません。
なので、普通の青年と同じようなかんじです。
しかし、二人の生活には自然にキリスト教が染み付いているようで、現代の話なんですが、無宗教の私には少々不思議な印象がしました。
大地に紹介した女性が、十夜に嫉妬するあまり、濡れ衣をきせたりと話はいろいろ動くんですが……受けが司祭様ではさすがの私も恐れ多かったのか、何故かそれほど萌えませんでしたf(^ー^;
…なんでだろう……。
設定は萌えなのにな?。
きっと恐れ多かったんだろうね(笑)
面白かった度:★★★☆☆

30/09/2005 at 01:29
『罪に濡れる夜に』
このお話、好きだ☆はい、これもお借りしました。←ありがとさんきゅーべりまっち教会の神父さんの十夜(受け)と幼馴染の大地(攻め)の話。はぁ、ぶっちゃけイラストにま…
13/09/2005 at 15:56
Juraさん、こんにちは。
>そうだ!彼女はキリスト教信者だった!
おおー!
それは…すごいですね…!
私は怖くて言えません(^^ゞ
でも、理解あるお友達のようでよかったですね!!
萌えは本当に難しいと思います。
「この設定は絶対萌えなはず!」と思って読んでも、違ったりしますし…
微妙な言い回しとか、表現とかで萌えなくなったり、逆に萌えじゃないと思って読んだものが萌えだったりね(笑)。
13/09/2005 at 14:42
こんにちは
カソリックの方がどちらかと言うと同性愛者に対して
偏見持っていそうです(違ったらごめんなさいですが)、私の友人でただ一人私がヤオイスキーでサイト持ちだというのを知ってる人がいるのですが、彼女にカムアウトした直後、そうだ!彼女はキリスト教信者だった!ということを思い出しかなり焦った事があります。
その友人はたしかプロテスタントだったと記憶しているのですが。
カムアウト後、サイトにも足を運んでくれたようで、今でもちゃんと友人してくれてますよ(笑)
それにしても萌えって本当に微妙ですよね、ちょっとした事でころころ変わりますよ私。
ではでは?