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榎田尤利「ゆっくり走ろう」

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榎田尤利「ゆっくり走ろう」腐女子のオタク感想文+

キャラ文庫榎田尤利さんの「ゆっくり走ろうicon」です。イラストはやまかみ梨由さんです。

ゆっくり走ろう (キャラ文庫)【 あらすじ 】
車という名の密室で、大人の恋は暴走する
「経営改善に来たのに、車を売ってこい!?しかも期限はたった二週間!」
自動車メーカーに勤める里見は営業指導のため、郊外の販売店に出向。けれど反発を買って、周囲から激しく浮いてしまう。
無理難題を押しつけられた里見の唯一の味方は、関東圏でトップの販売成績を誇る営業マンの立浪。彼の笑顔に癒されて、惹かれ始めた里見だけれど…。
アダルト・ワーキングLOVE。

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【 感想 】

車の会社の営業×営業指導です。

営業指導として、自動車メーカーのハツダ営業所に出向することになった里見。
極度の方向音痴で、ハツダ営業所にたどり着くことができず、八百屋で荷降ろしをしている男に道を聞いたところ、その男はハツダ営業所だけでなく、ハツダの関東圏でトップの販売成績を誇る営業マンの立浪だった。
営業指導として、この営業所をよりよくしようと改造計画を所長にもちかけるが、ケンモホロロ。
うちにはうちのやり方があると言って聞く耳を持たない。
周囲も、うちの営業所には立浪がいるから、指導の必要ないんじゃない?みたいなかんじで、なかなかうちとけられない。
話の展開から、里見が二週間で車を一台売ってくれば、その話を呑んでやるという所長に、うっかり話に乗ってしまった。
頭がよく、分析力に長けているが愛想がなく、周囲から浮いていて、営業向きではない里見は、企画やプランを立てることは得意でも、実際に車を売ったことがなかった。
車を売るための営業を始めて、だんだん自信がなくなっていく里見に、立浪は「お前の役に立ちたいと思うのは、迷惑か?」と聞かれ、参っていた里見は立浪の助言を仰ぐ。
しかし、連れて行かれたのは「もえぎ」という居酒屋さんで、そこには今まで煙たがられていた来栖もいて……というお話です。

「ゆっくり走ろう」と、「これは大人の恋だから」の二部構成で出来ています。
「ゆっくり走ろう」は、二人がくっつくまで。
「これは大人の恋だから」は、くっついたあとのその後の二人です。

「もえぎ」で、里見は酒に酔い、今までの無愛想ぶりはどこへやら、熱血な営業指導に早変わりをしていた。
熱弁する里見に、圧倒される来栖。
来栖は「営業指導」の人間が嫌いなだけであって、里見が嫌いというわけではなかった。
そして「もえぎ」の店主が、車は走ればどれでも同じだろうと言うが、里見は自分の会社の車の良さを語り、社歌を楽しげに歌い、ご満悦に酔っ払ったまま立浪にお持ち帰りされるw
それが功を奏して、「もえぎ」の店主は里見から車を買うと言い出し、所長に言われた条件はクリアでき、しかも何故かあの酔っ払った姿で親しみを覚えたのか、来栖などとも普通に会話できるようになった。

自分の会社が嫌いだという人間が多くなった昨今で、自社の製品を愛していて、熱心に仕事をする男たちのお話は、かなり好感持てました。

やはり好きじゃないとやってられませんよね~色々と(^^ゞ

この話は、とても日常に潜んでいる確立が高いので、ストーリーとしてはワンパターンなのですが、ほのぼのとしているわりに仕事に対する情熱も書かれているし、里見のちょっと人間と接するのが苦手だったり、トラウマだったりが各所にちりばめられていて、面白かったなと思いました。

「これは大人の恋だから」は、くっついたあとで仕事に忙殺されて会えない日々を送る二人。
そんなとき、立浪に仕事絡みで断りにくいお見合いの話が舞い込む。
仕事だからしょうがないよねと里見は言うが、本当はしょうがないではすまされないほど、気になって気になって仕方がない。
そんなとき、タイミング悪く?新しく配属された先の上司・羽賀に口説かれ……?というお話でした。

大人だから、しょうがないことは我慢しなければならないという、一般的にもありふれた題材のお話でした。

確かにしょうがないけど、やっぱ嫌だと思ったら、それが恋人なら尚更相手に伝えなくちゃいけませんよね。
自分のことなんか、どうでもいいんじゃ……とか思われちゃいますもんね。

全体的に、タイトルどおり、危機感もなく、焦ることもなく、読む側もゆったりと読めました(*^_^*)
エロ度は低いので、これが一番重要よっ!って人には向かないお話です。

また、とても日常的なお話なので、現実逃避がしたいのよっ!って人にも向かないかなと思います。

帯のキャッチコピーはちょっといまいちだった気がします。

車という名の密室で、大人の恋は暴走する ってなってましたが、それほど暴走してなかったですよw

寧ろ紳士?w

榎田尤利さんの作品は、本当に当たり外れがない一定レベルと保たれた作品が多いので、安心して買える作家さんの一人です☆

面白かった度:★★★★☆

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6 Comments

  1. ゆっくり走ろう/榎田尤利/キャラ文庫/徳間書店

    榎田さんづいております。(笑)
    何だか、この方の文は、読みやすく。また、興味深いので、ついつい本屋で探してしまっています。
    自動車メー…

  2. shiteさん、こんにちは!
    夏風邪中なのに、お越しくださってありがとうございます!!
    >立浪の里見への必死度は、読んでいて面白かったです。
    確かにものすごい必死でしたよねw
    私もそこはよかったと思います♪
    TB、せっかく送ってくださったのに、実は受信できておりません(>_<)
    夏風邪の中対応頂きましたのに……
    すいません!!!!!!

  3. お邪魔シマッス!
    TB有り難うございました。
    絶賛!夏風邪中のshiteデス!(T¬T)
    懐かしいです。ワタシが手に入れた時期も、発売時期からかなり遅れていたのだと思いますが、立浪の里見への必死度は、読んでいて面白かったです。
    『人って変わるのねぇ〜』と。(笑)
    商店街の雰囲気もよく描かれていて、目に浮かびました。(笑)
    美味しい飲み屋さんは、貴重ですよね。うむ。頑固オヤジは別としても。(笑)
    こちらからも、TBさせて頂きマッス!(*^v^*)ゝ

  4. あけみさん、こんにちは(*^_^*)
    本当にのんびりしてましたね?w
    私の何故か榎田さんのお話は読んでしまいますねw
    買うときに、「これはあたりかな?はずれかな?」と考えないで買えるところがいいなと思ってます♪

  5. ゆっくり走ろう

    ゆっくり走ろう榎田 尤利 / やまかみ 梨由 徳間書店 2004-08-27by G-Tools↑復刊に向けて投票お願いします目標の100票まであと9票…

  6. こんにちは、さくらさん。
    題名通り、のんびりとした雰囲気のお話で、読後感もよかったなぁ?と思いました。
    事件が起こらなくても、日常生活は過ぎていくわけで。
    そんな中の一コマを、印象深く読ませてもらったような気がします。
    だから、榎田さんのお話ってついつい読んじゃう気がします。

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