スーパービーボーイコミックスの新田祐克
さんの「春を抱いていた12
」です。
【 あらすじ 】
レッドカーペットが愛の炎で燃え上がる!!
芸能界から干されていた香藤がハリウッド、ワールドプレミアで復活!! 役者生命を賭けて演じきった「冬の蝉」が映画の都で絶賛される。
一方、岩城にも役者としての転機となる出会いが訪れる。プライベートな事にまで土足で踏み込んでくる持宗監督に「撮影中は家に帰るな」と言われ…。香藤との夫婦生活が営めない!?
加筆・描き下ろしあり!!
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【 感想 】
待ってましたの、12巻です!!
いや~一時期ビブさんが倒産したときは、本当にこのシリーズがどうなるのかとヒヤヒヤしましたが、無事に出版できて嬉しいですよ!!
そして、この作品も10年目なんですねぇ~!
あたしは、新田さんが商業誌デビューをされたときから、ずっと見守ってきたり、時にはイベントで見守ってみたりしてたんで、あたしもなんだか感慨深いですねぇ(笑)。
・・・・・・ってことは、腐女子歴も軽く10年以上ってことですもんねぇ orz
今更隠してきた十数年来の友人に打ち明けられないのも道理かもしれません(^^ゞ
ちなみに、あとがきのぼぼはすっごいご本人そっくりですw
コミケ会場で見たとき、一目で 「あ、先生だ!」 とわかるほどですよ。
(いやね、ご本人はぼぼに似ているのかと聞かれたんで、語ってみたりして)
今回は口絵カラーの場所が定位置ではありません。
最初、コミックスを開いたときに 「あれ? カラーは?」 って思ったんですが、なんとびっくりなところにありました!!
気合入ってますよね~!!
この作品はあんまり色々語らないで、普通に楽しみたいと思います!
□スリーピング・ボム
充電中の香藤が腐っていきそうなとき、岩城の発言をマネージャー越しに聞いて?というお話です。
「香藤のヒゲ!! ヒゲだ!!」
と、ちょっと興奮しかけましたが、大好きなヒゲも香藤にあるとなると・・・・・・なんでだろう・・・・・・ないほうが素敵だと思いましたw
香藤の復活を信じて、復活したときに自分が飲まれないようにと、必死に仕事を頑張る岩城さん。
そんな岩城さんに答えるべく、先に一人でアメリカ入りする香藤。
信頼しあえる間柄っていいですね♪
□プレシャス・シート
ワールドプレミアに向けて、先にアメリカ入りを果たした香藤を追って、岩城も遅れて現地入りをする。
アメリカで大絶賛を受けた「冬の蝉」は好調なスタートを切り、お祝いには『カジノ・リリィ』のお二人も駆けつけた。
二人は仕事とプライベートの線引きを決めることに……
まだ、映画が公開されたというだけで、香藤の事実上の完全復帰はなされていない。
この話は、それを浅野の視点とかから見て、描写しています。
香藤は、髪型も一新して、またいいかんじになりました♪
□フライト・コントロール
帰国した香藤を見て、香藤のマネージャーの金子は、いい方向に変わった香藤を見て、今後の芸能界で香藤がいけると確信した。
岩城は今回演じるキャラクターに必要な狂気が感じられないと、持宗監督から駄目だしばかりされていた。
香藤は岩城の僅かな態度から、何かがあったことを悟るが、深くはつっこまずに岩城を抱く。
持宗監督から指摘されたことを、香藤に抱かれながら考えていると、ある方向に思考がいき、岩城は持宗監督のいう『狂気』という感情を理解する・・・・・・
なにげに、この役の岩城さんの髪型が好きです!
おろしてる髪の毛が可愛いわ~って思ってたんですが・・・・・・
監督が岩城さんを見たときの「きた・・・・・・!」っていう台詞は、きっと
なんだなと、勝手に思いましたw
□ダブル・キャラクター
持宗監督のいう『狂気』の感情をうまく演技できるようになった岩城は、監督にこれ以上私生活に口を出すなと言う。
監督は、演技が出来ていればいいといい、岩城は香藤のいる自宅へと帰れるようになる。
何故岩城が『狂気』の感情を演じることができるようになったのかを知った香藤は・・・・・・
持宗監督のオーダーをこなした岩城さんの表情がエロ怖い…(笑)
監督が撮影中にゾクゾクしてるのが変態だなぁと思ったりしましたが、まあ、ああいうお仕事の人は少なからず人より突出してるところがあるよな~と思ってみたりw
でもやっぱ・・・変態ですよねぇ~(笑)
岩城さん見ながら (;´Д`)ハァハァ してるもんw
でも変態なかんじがとてもよく出ていました。
この話のラストが好きです★
□ソウル・ポジション
持宗監督のオーダーをこなした岩城は、それからの仕事は演技に幅が出てきていた。
香藤は、ガンガン営業をかけるという金子に、自分も一緒に営業に回ると宣言し、挨拶周りをするようになるが・・・・・・
知名度のある俳優が仕事を貰いに挨拶周りをする
なかなか出来ることではないと思いますが、それを見て落ちぶれたね~っていう人も、世の中にはいる。
香藤は自分が他人からそう言われているのに気付き、静かに落ち込んでいた。
岩城は、香藤が挨拶周りをしているとマネージャーから聞き、どういうダメージを受けているのかを予測していて、アドバイスをする……
岩城さんはアドバイスがうまいですね。
アドバイスとわかる発言ではなく、何かに例えていうところがいいと思います。
そして、そういう手法は受け取る側が鈍感だとまったく意味がないんですがw、香藤はきちんと察することができて、自分の仕事に活かしていける。
そういう二人の関係がいいかんじでした o(*≧ω≦*)o
□仮面の欠片
作家・佐和の招待で、お店のオープニングパーティに招待された二人。
普通の招待客はホールで立食パーティなのに、二人だけ個室でディナー。
何故なんだろうと考えていると、そこに仮面を着けて変装した佐和が突然登場する。
そして、意見を聞かずに勝手に部屋へと放り込まれるが、そこはSMの道具一式が勢ぞろいをしていて、二人は自分たちの昔を思い出して懐かしむが・・・・・・
雪人がいい男になって…… o(≧∀≦o)(o≧∀≦)o
昔は可愛い系だったのにねぇ~!!!!
というわけで、SM対決?です。
まあ、結果はわかりますがね~w
どうでもいいんですが、・・・・・・これ、どこかで読んだことあるんですよね・・・・・・
あたしは、この春抱シリーズはコミックス派なんで雑誌などは追いかけてないんですよ。
ってことは、同人誌再録とかかな?
今回は久々にリバがありました!!
やっぱ面白いよな~!
BLでこれだけ巻数が続いていて、クオリティが下がらず、寧ろあがり続けている新田さんに敬礼です o(≧∀≦o)(o≧∀≦)o
面白かった度:★★★★★
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15/02/2007 at 22:21
あけみさん、こんばんは!
>って、いい大人ですが、2人とも。
そうですねw
そうなんですけど、成長したなぁと思っちゃうんですよね(笑)
やはり皆さん久々のリバだったので、ドキドキされてる模様。
(もちろん自分も含む★)
あたしは元々リバも大丈夫派ですが、今までの全体の話の流れが、嫌悪感を抱かせないで、寧ろ当然と思えるような関係を描けていることがすごいと思うんですよね?(感心)。
>『仮面の欠片』は、同人誌再録のはず。
やっぱり?
自分の持ってる同人誌を探せばいいんですが……
腐海の森のどこにあるのか、もうわからなくなりました(呆)。
まあ、整頓すればいいんですが……同人誌の冊数が多すぎてねぇ(^^;)
15/02/2007 at 18:38
春を抱いていた12
春を抱いていた 12 (12)新田 祐克 リブレ出版 2007-02-10by G-Toolsbk1→春を抱いていた 12きゃ〜〜〜、来た〜〜〜! と言…
15/02/2007 at 18:37
こんばんは、さくらさん。
いやぁ、ホント素晴らしい!の一言です。
岩城サンも香藤も、何も言わなくても安心して見ていられるカップルに成長しましたね。
って、いい大人ですが、2人とも。
1年ぶりのコミックスのドキドキでしたが、これまたお久しぶりのリバに、香藤じゃないけど、ドキドキしました。
不思議と嫌悪感がないんですよね、リバに。
このカップルだからこそ許されるというか。
『仮面の欠片』は、同人誌再録のはず。
なんて言う題名だったか忘れちゃいましたが、上下に分かれた同人誌でした。
私、下だけゲットして読んだんですよね。
しばらくしてから、雑誌にも掲載されたんじゃなかったかなぁ?
15/02/2007 at 17:10
桃さん、こんにちは(*^_^*)
>新田さんのお顔はマキシDVDで拝見しました。
マキシDVD!!!!
あたし、それ買ってないんですよ……
ほら、DVDだと……「どこで見るんじゃい!」というかんじで(苦笑)
ポータブルプレイヤーでも買おうかしらねぇ(^^;)
でも、今度の「冬の蝉」は見たいし、ちょっと考えてますw
早く次巻が待ち遠しいです!
(当分先ですけどw)
15/02/2007 at 15:50
こんにちは、さくらさん。
岩城さん、ますます色っぽかったです。
香藤君の男ぶりも上ったし、アツアツ夫婦ぶりもますます盛んですね。
今回は久々のリバがあって香藤君じゃないけど、ドキドキしました。
岩城さんって受けのときも攻めのときも、相手を包み込むような深さがあります。
マリア様です(笑)
新田さんのお顔はマキシDVDで拝見しました。
ホント、ぼぼちゃんキャラそっくりですね。
すごくパワフルな感じでした。
いよいよ香藤君も芸能界復帰。
これからの展開がメチャ楽しみです!
15/02/2007 at 14:33
SBB 春を抱いていた12
春を抱いていた 12
posted with 簡単リンクくん at 2007. 2.13
新田 祐克ビブロス (2007.2)通常24時…