中村春菊「純情ロマンチカ」第８巻

31/03/2007 by さくら | 3 Comments

あすかコミックスＣＬ-ＤＸ の中村春菊さんの「純情ロマンチカ８」です。

【　あらすじ　】
大波乱勃発☆超ドッキドキラブレッスン♪
超有名小説家の宇佐見秋彦に愛されまくりな大学生・高橋美咲。
角に襲われた一件から様子がおかしい宇佐見を心配する美咲ですが、ある日偶然宇佐見の父に出会ってしまい…！？　
描き下ろしも大量収録！

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【　感想　】

このシリーズはレンタルしているので、感想がいつも遅くなります（^^;）
やっとレンタル屋に入荷したのでいそいそ借りてきました★

本当は購入したいくらい好きなんですが……リッチウーマンになったら……と思いつつ、なんか時間が過ぎ去っています orz
大先生のようにホテルのスイートをポンと気軽に借りれるほどとは言いませんが、漫画や小説がいつでも大人買いできるくらいの財力をキープしたいです (^^ゞ

□純情ロマンチカ

さくらんぼ、苺に総攻め？された美咲に、次は兄からの愛・新巻鮭（１０匹）と、クマの彫刻３体が届き、またもや美咲は困り果てるｗ

「あの手の鮭は１匹でも多いですから……orz」

美咲は、前巻で横恋慕？をしてくる角先輩に、大先生のことを「俺のだ」発言をします。
前巻では、角先輩の衝撃発言があったので、その後どうやって角先輩がからんでくるんだろうと思ったんですが、それについてはちっとも進展はありませんでした。

しかし、美咲と大先生の関係がちょびっとばかり進展したかなと思います。
美咲は、大先生に面と向かって「好きだ」と言ったことがないんですが、二人の関係の始まりが始まりだったので、大先生は意外にも二人の関係に不安を抱いていた。

そんなとき、外出先で美咲は非常に意外な人物に遭遇します。

３ｒｄチルドレン登場！！
（子供じゃないけど）

一人目が大先生、二人目が大先生兄、三人目が大先生父と、明らかに年齢層がアップ！

父・冬彦のアヒル大作戦には、美咲じゃなくても突込みをいれたいところでしたが、インパクトがあったのは４本鮭のクマ！

うちにもクマありますけど……あれはちょっと……ダイナミックすぎますねぇ（笑）。

何故か宇佐美家の人々をひきつけてしまう美咲は、自分でそのことを「ウサモン」と名づけますｗ
お話の展開的には、一人で悶々と悩んだ大先生が、美咲に一人暮らしをすることを進めることでしょうか。
今までの展開からして、束縛こそ考えつきましたが、まさか一人暮らしを薦めるとは思いませんでした。
そして、そんな悩みがあったこともね。

そのまま、小説のシーンで必要な「普通の高校生のデート」を美咲プランにて大先生が体験していたんですが、途中でいい雰囲気になり、そのままホテルコースへとなだれ込んだりしていました。

個人的に気に入ったカットは、act.11の後ろから２ページ目、左角で大先生が「ほー？」と言っている顔の表情ですｗ

いいかんじです！！

この巻も満足でした♪

が、角先輩の件は次巻とかでしょうかね？

□純情エゴイスト

「久々にたくさんのページで登場したわっ♪」

いつもページ数がもの足りなかったんですが、今回はボリュームがありました。
朝方帰宅した上條は、部屋で上半身裸で倒れている野分と知らない男を見て、思考回路が固まってしまう。
しかし、野分はその場面の説明をする暇もなく、病院から呼び出しがかかり、部屋を出て行った。
知らない男・小児科医の津森は、上條に野分が引越し等で悩んでいることを告げて言ってしまった。
その発言で上條は、野分が自分と別れたがっているのではないかと悩み始め……というお話。

ま、そんな悩みは杞憂で終わるわけですがｗ
しかし、いつの間にか野分はそんなことまで考えていたわけですねぇ～

感慨深いわぁ～（笑）
サービスシーンは、テロリストの二人ですかね？
大学で宮城と忍がいちゃいちゃ？してるところに遭遇してしまった上條のカットがいいかんじです！！
しかし、宮城が忍のことについて語っているのを聞いて、上條は身をひこうかとも考えますが、感情がついてこなくて、うっかり病院で啖呵切ってしまうのが、またまたよかったです♪
野分の反抗期？も見物でしたｗ

□カバー下

美咲兄の弟の授業参観の感想を熱く語る内容でした。
兄攻略が完璧？な大先生は、話なんか聞いていなくても感でわかってしまうのですｗ

面白かった度：★★★★★