大河ドラマ「平清盛」の第2回『無頼の高平太』感想です。
【あらすじ】
成長した平太(松山ケンイチ)は、ふたりの父を持つという数奇なさだめを知らされ、何者でもない自分にいらだち、賭場をうろつきまわっていた。人々はそんな平氏の嫡男をいつのころからか「無頼の高平太」と呼ぶようになっていた。育ての父である平忠盛(中井貴一)は、血のつながらない平太を嫡男として育てていることで、弟の忠正(豊原功補)と常に対立するのだった。
そんな折、権力者として君臨し続ける白河法皇(伊東四朗)が出した殺生禁断令にそむいたとして、平太が兄弟のようにしたう瀬戸内海の漁師の鱸丸(上川隆也)の父・滝次(河原崎建三)が白河に捕らえられてしまう。
※あらすじは公式サイトより頂戴しました
<スタッフ>
脚本:藤本有紀
演出:柴田岳志
制作統括:磯智明
<キャスト>
平清盛:松山ケンイチ
源義朝:玉木宏
雅仁親王/後白河法皇:松田翔太
時子:深田恭子
平忠盛:中井貴一
【感想】
第1話で、義母の一言がきっかけで平太は自分に父親が二人いることを知ってしまい、反抗期まっさかり!
既に姿は松山ケンイチでした。
父に反発を覚える平太は、賭場をうろついたりとやりたい放題。
反抗期真っ盛り。
育ての父・忠盛は、それでも自分の嫡男として育てていますが、忠盛の弟・忠正(豊原功補)とぶつかってしまう。
平家は、そんなわけで仲良くなく暮らしていました。
平太の実父・白河院はまだまだ巨大な勢力を持っていて、自分のために出した殺生禁断令という法律が、人々を苦しめているというのに、祈ってばかり・・・。
極楽に生きたいので、生き物を殺さないことでいいことしてるようなかんじにしたいのだと思いますが、殺生をしてはならないことで、民は飢えていく。
そんな中、平太の元服が決まった。
その知らせも、弟が無理やり連れてきて、知るような始末・・・。
平氏の犬にもならない!父上のようにはならないと言って家を飛び出した。
自分は誰なんだ!と大声をかけていると
「誰でもよーい!誰でもよいゆえ、助けてくれぇ~」
というのんびりとした声が・・・(笑)。
吹いたwwwww
安部サダヲ・・・!
ものすっごい貴族はまり役ですね!
「白河のは太平の世が生んだ怪物よ・・・」
怪物=もののけと、助けた人が言った。
「年が明ければ元服だそうです・・・
あのときの子、平太に」
そうすれば極楽浄土に行けるんじゃないかと祇園女御にそう言われるが、白河院はお怒りになってしまう。
鳥羽上皇は、白河院の孫にあたる奥さん(壇れい)を、なんと白河院に寝とられてる鳥羽上皇は、ちょっと頭がいっちゃってるかんじで・・・かなり精神が病んでいた。
周囲の女房たちに愚痴ってるんだけど、奥さんがやってくるとデレデレになってしまい、
反抗期はまだおさまらず、元服当日も汚い格好のまま・・・。
平氏なので頭に黒い帽子をのせて貰うのが儀式なようですが、その加冠役の藤原家成(佐藤二朗)にも白河院のあの殺生禁断令でみんなが苦しんでると訴える。
何にも出来ないで見てるような人の加冠はうけたくないと豪語するが、伊藤忠清(藤本隆宏)に身体を押さえつけられて、無理やり元服させられてしまった。
白河院は76歳になって耳も遠いから、飼い犬になって近くにいかないと声も聞こえないぞーと言われてしまう。
まあ、確かにそれは一理ある。
「本日より名を清盛と改める」
忠盛は、平太に「清盛」という名前を与えた。
でも、元服しても相変わらずだった。
平太が小さい頃から一緒に遊んだりしていた兄のような存在の漁師の鱸丸(すずきまる:上川隆也)に船を出して貰う。
海はやっぱりいい!
「あー!俺も漁師に生まれればよかった!」
そう叫ぶが、村にまで殺生禁断令はいきわたっていて、漁が出来ない。
父・滝次(河原崎建三)とその日を暮らすのもやっとの状態。
滝次は身体を悪くしていたのだった。
そして、三か月後。
鱸丸は杖がないと歩けないほどに衰弱していた。
村人が飢えて苦しんでいるのを見ていられないと、鱸丸の父・滝次が漁をしたことで捕まってしまった。
「漁を・・・漁をしたんです・・・
村のみんなが飢えているのをみかねて・・・」
忠盛にくってかかる清盛。
ですが、忠盛は忠告します。
「法皇様の命に背いた滝次があやまち。
法皇様に逆らってはいかん!」
「ならば・・・何故名付けたのです・・・清盛と・・・。
何故、清いの文字など与えたんだ・・・!
罪なき民を泣かせて、武士など名乗れるかー!!!」
走り去っていく清盛。
「・・・武士と申したぞ・・・清盛が・・・!」
そのことに気がついた忠盛は、それだけでご満悦だった。
極楽浄土を祈っていると、白河院に会いたいという人がやってきた。
自分にそう簡単に会えるわけないし、そんなこと言うやつもいないと思ったら・・・一人思い立ち、対面してあげることになった。
白河院に会いに来たのは、実の子・清盛だった。
お前の父は誰だと質問する白河院に、忠盛は父ではないと答える。
「滝次をご放免くださいませ!!」
漁師が魚を採るのは生きるためだから、それで捕まってしまうのはおかしいと直訴。
滝次が誰かも知らないが、白河院はそれが決まりだと言い、放免はしないという。
「法皇様は脅えておいでにございましょう!
もののけがごとき、己が振る舞いに!」
自分が物の怪ならお前はどうなんだという白河院。
清盛はまだ誰が母なのかも知らなかったのに、実父からそれを聞かされることになる。
白河院は、お前の母は卑しき遊び女の白拍子で、王家に災いをもたらすと陰陽師に言われたので、自分が殺したと・・・・・・。
赤ちゃんだった清盛の目の前で。
・・・・・・極楽浄土に行きたい人のセリフとは思えませんね・・・(^^;)
「それでは、わたしは何故生きているのですか・・・
王家に災いをもたらすと言われて・・・
何故、わたしは生きておるのですか・・・」
「それはの・・・この物の怪の血が流れておるからじゃ、わかったか・・・清盛!!」
お前、極楽にいけねーよ!Σ(・Д・;)
あんなに意気込んで行ったのに、帰りはとぼとぼと帰宅。
そこに、鱸丸が待っていた。
清盛に父が亡くなったことを告げる。
やっと清盛は覚悟を決めたようだった。
「父上、舞の稽古をつけてくださりませ」
石清水八幡宮の臨時祭で舞うことになった清盛。
目の前には実父である白河院も見ていた。
腰から刀をすらり・・・
刀を使って舞うのですねー!
「さすが白河院の落とし胤と噂されることはある」
外では鱸丸が待機していた。
空から剣が降ってきて、床に突き刺さる。
それを引っこ抜いて舞を続ける。
「ずいぶんと型破りな趣向ですな」
白河院が狙われていそうですが、そこは高みの見物で!
忠盛もただ見まもっていた。
『それはの、そちにもこの物の怪の血が流れておるからじゃ・・・わかったか、清盛』
ひとっ飛びで白河院の目の前へ!
しかし、切りかかるわけでもなく、剣を床に突き刺して、舞は終わった。
「なかなかに面白き舞であった・・・誠、武士の子らしゅうての・・・」
白河院が去って行ったあとで、忠盛もやってきてくれるが、自分はどこの犬にもならないと言った。
「王家の犬にも平氏の犬にもならぬ・・・
されど、俺は生きる・・・
野良犬の子が、この面白くない世を変える・・・」
これで何とか極楽浄土に行けるんじゃないの?
トップに君臨していたことで一応均衡を保っていたのですが、亡くなったことで乱世へと突入。
うーん!次回か!玉木宏は!!
次週も見よう!
ちなみに石清水八幡宮は、ここ!
行ったことがなかったんですが、ちょっと行ってみたいぞー!!
取得日:2012年01月17日 | |||||||||
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